【肩腱板断裂】

 (かた・けんばん・だんれつ)

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腱板?断裂?・・と思われましたね?

 

肩には・・

 棘上筋(きょくじょうきん)

 棘下筋(きょくかきん)

 肩甲下筋(けんこうかきん)

 小円筋(しょうえんきん)・・の4つが

それぞれ腕の骨に近付いて「腱」に

なり「腱板」として付着しています。

 

それぞれの筋肉が肩を支点に腕を前後左右

上下、挙げたり、伸ばしたり、捻ったり、

持ち上げたり、引っ張ったり・・・

実に多くの動きをしてくれています。

 

その腱板は時に骨から剥がれてしまったり

腱板そのものが切れてしまったりします。

 

原因は運動で負荷を掛け過ぎたり・・

加齢など腱が弱くなったり・・

五十肩などとは違う症状です。

 

尚、切れてしまった腱板は手術以外で

元に戻ることは無いそうです。

 

はい・・・私、詠福堂の院長はこの春、

筋トレ中、負荷を掛け過ぎて左肩腱板を

痛めてしまいました(゚_゚;)

 

当初は筋肉の損傷肉離れ的なモノだと

思い込んでいたし、レントゲンとエコー

検査まで受けましたが、筋肉に炎症が起

きていて痛いんだ、と診断され、痛み止

めの注射や飲み薬、湿布などで3ヶ月過ご

しました。

 

しかし起きていて動いて何をしていても

ズキンズキンと痛く、何よりも辛いのが

夜寝ていても痛く、いや、むしろ寝ている

時の方が痛く、夜中に目が覚めるくらいで

した(=_=)

 

これは・・と思い、大きな病院へ行くと

「腱板断裂の疑いあり、MRI検査をしない

と確定診断出来ない」と(゚_゚;)

 

そして7月8日・・・MRI検査の結果、

腱板断裂が確定しました。

 

正確には「左棘上筋腱板断裂」です。

 

そこからは「手術」か「保存療法」か・・

治療方針も全く違うのですが、手術・入院・

固定(3週間から1ヶ月程度)、その後

リハビリ・・と聞いて、一人自営業の私は

年齢も加味し「手術は回避して保存療法

を選択しました。

 

今はステロイド注射を3週間に1度打ち、

様子を見る事に。

現在9月1日時点3回打ちました。

注射の後は治ったのか?と思うくらい楽に

なる時と、痛みが継続する時があって、良く

分かりません、まだ(=_=)

 

今後、どうなるか今の段階では全く未定で

今も当初よりは良いものの・・

痛みは残っており日常生活に支障ありです。

 

不幸中の幸いは・・

仕事は出来る」と云う事です。

 

普通に仕事は出来る程度だが、遊び回ったり

車を長時間運転したり、フルマラソンなど

長時間の運動は出来ません。

 

痛むので「~しよう」と云う気になりません。

 

59歳になるまで休みの日はフルパワーで活動し

「活発な人」=「落ち着きの無い人」と言われ

るくらいでした。今は定休日にコロナ禍かと思

うくらい、「ジッと引きこもって」おります。

(=_=)

 

ただ、今まで休日にゆっくり家で過す事が無か

ったので、休んでみると「身体は非常に楽」だ

と知りました(笑)。

 

知らんかったんかーーーー(゚_゚;)(笑)

 

さらに「半年も痛みが続く」と精神的にキツい

ですね。心が折れそうになります。

精神的にやられますね(=_=)

これはマジ、キツいです。

 

元々腰痛持ちでこの仕事を始めて痛みの辛さは

身をもって分かっているつもりで患者さんと接

して来ましたが、姿勢に気を付け、日々筋トレ

ランニングをし、元気に動き回っている内に、

そうした「痛みに日々苦しむ辛さ」は感じにく

くなっていたかも知れません。

 

そんな中、この半年の痛みの継続は心の底から

辛くストレスですし、この先の不安もあり

非常にネガティブになります。

 

逆に痛みの無い「普通の生活」がどれだけ幸せ

かありがたいか、痛感しております。

 

18年目に自分がこんな怪我から痛みが続き、

生活に支障が出る程に苦しむとは夢にも思って

いなかっただけに当初は戸惑いました。

 

しかし、今となっては「これも必要な事

意味のある事」「人生、無駄な事は無い」と

全てを受け入れ前向きになっております(^^ゞ

 

整体院のホームページに院長自らの怪我の事を

公表したのも確定診断を受けずに対処療法だけ

で日々痛みと闘い、辛い思いを長年されている

人がもし居たら、アドバイスが出来ると思った

からなのです。

 

その痛みの原因、本当は何なの?

 

何がどうなってるの?

 

これがハッキリしないと次のステップに進め

ないので最初の一歩をサポート出来たら幸い

です。

 

痛みで長年苦しんでいる人は・・・

是非お越し下さい

当院で治せる訳ではありませんが、何か方向性

や考え方、対処方針を一緒に考えられると思い

ます。

 

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