昨日、鈴鹿サーキットでオートバイのレース、
鈴鹿8時間耐久レースが開催された。
正式名称は・・・長いけど・・
「FIM世界耐久選手権シリーズ第3戦
コカ・コーラゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレース
第39回大会」と云う。
8時間でより多く周回したチームが勝ち、と
云う何とも気の遠くなるようなレース。
フランス、ル・マンでは24時間耐久てのも
ありますけど(こちらは4輪)。
日曜日は仕事なのでテレビ(BS)で録画をして
おき、夜中に見てました。
懐かしい。
学生時代、東京からオートバイに乗って仲間と
観戦に行きました。暑くて、長くて、眠くて、
途中は「今、どこのチームがトップなのか?」
すら分からなくなるほど・・・。それでも
ゴールの19:30には大歓声と花火。走り切った
チームのヘッドライトがとても綺麗で感動的
だった。
そしてトヨペットに就職して3年目、25歳の夏、
1989年 鈴鹿8耐のヤマハセミワークスの
チームスタッフとして鈴鹿に行き、本番は
8時間わたってプラットフォームにてライダーに
ラップタイムやピットインの指示などを出す
サインボードの係をした。
観戦に行っていた時は長く長く感じた8時間が
スタッフとして参加していた時は、アッという
間に過ぎ去り心地良いも何もピットの片付けと
撤収、次のレースに向けてバタバタ。
花火を見る余裕も無かったような。。。
その年末、トヨペットを退職、正式にレーシング
マネージメント会社に転職し、1990年は
ヤマハセミワークスチームに伊藤園レーシング
でマネージャーをする事に。
全日本ロードレース国際A級250ccで2人の
ライダーを走らせるチームのお世話全般を。
思い出すと涙しか出てこない苦しい1年に。
もちろん、二度と出来ない良い経験だった。
夏になり、鈴鹿8耐を見る度に、一瞬であの
夏の日に飛んで、暑さ、匂い、汗、涙、感動
全てを昨日のように思い出す。
青春だったなぁ~(笑)